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GMOが発表したマイニングコンピューターの特徴と比較

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GMOがマイニング事業に本格参戦

仮想通貨の普及に伴い、仮想通貨関連ビジネスへの参入が相次いでいます。特に、採掘(マイニング)は、仮想通貨関連事業の中で中核となるものです。インターネット関連ビジネスを展開するGMOインターネット株式会社(以下、GMO)では、2018年1月にマイニングコンピューターの開発を発表しました。そこで今回は、その特徴について説明します。

目次

  1. GMOが進めるマイニング事業
  2. 7nmプロセス技術を用いたマイニングチップの開発を進める
  3. まとめ

GMOが進めるマイニング事業

GMOは「次世代マイニングボード」の実現に向けた開発を進める

GMOでは、ネットインフラ事業とネット金融事業で培ってきたノウハウを活用し、欧州法人を通じて2017年12月から仮想通貨のマイニング事業に取り組んでいます。

マイニング事業では、高度かつ膨大な計算処理が可能なコンピューターと、それを稼働し冷却を行うための安定した電力の確保が必要となります。GMOではかねてから高性能なマイニング用コンピューター「次世代マイニングボード」を実現するために、半導体設計技術を保有するパートナー企業と最先端の半導体チップ(マイニングチップ)の研究開発を進めています。現在は、自社開発によるマイニングボードに先駆けて、既存機器を活用してマイニング事業を開始しています。

また、マイニング事業を実現するために必要不可欠な電力供給において、再生可能エネルギーが豊富な北欧にマイニングセンターを設置することで、低価格での電力の調達を実現しています。

仮想通貨のマイニング事業のシェアを見ると、ほとんどが中国企業です。ビットコインの取引は、多くが中国企業のマイニング事業によって支えられているのです。GMOのようなネット業界で実績のある企業がマイニング事業を行うことは、仮想通貨の信頼性を高め、特定の国に依存した状況を改善することにつながります。

GMOの7nmプロセス技術を用いたマイニングチップの開発を進める

12nmFFCプロセス技術を用いたマイニングチップの開発に成功

GMOでは、マイニング用コンピューターの実現に向けて、7nm(ナノメートル:100万分の1ミリと同じ)プロセス技術を用いたマイニングチップの開発を進めています。そして、この研究開発の第一段階として、12nmFFC(Fin FET Compactの略で、3次元構造の電界効果型トランジスタの一種)プロセス技術を用いたマイニングチップの開発に成功したことを、2018年1月に発表しました。

ビットコインでは、総量が増えるに従って、マイニングへの報酬も減っていく仕組みになっています。そのため、ビットコインの総量が増えると、より高性能なコンピューターを使って、多くのマイニングを行わなければ事業として採算をとることが難しくなります。マイニング事業に高性能なコンピューターが必要とされるのは、このような理由からです。

一般的に半導体は、小さくなればなるほど高機能となります。現在、マイニング事業の最大手である中国企業Bitmainが使用している半導体は、16nmと言われています。そのため、今回、GMOが発表した12nmFFCマイニングチップは、Bitmainが使用しているものより、大きさが3/4に縮小されることで、計算能力が向上し消費電力についても効率化が進んだと言えるでしょう。GMOの発表では、マイニングのASIC(特定の用途向けに開発された集積回路)としては世界最先端とのことです。

まとめ

今回は、GMOが発表したマイニングコンピューターの特徴について記載しました。GMOのような日本の大手企業がマイニングに参入することで、仮想通貨の信頼性が向上し、より仮想通貨が生活の中に浸透していくことになるでしょう。

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