はじめに

ネット通販では最大手のAmazonですが、ブロックチェーン・仮想通貨においても、Amazonの動向が注目されています。そこで今回は、Amazonのブロックチェーン・仮想通貨に対する動きをまとめて説明します。

▼目次

  • Amazonのブロックチェーンに対する取り組み
  • Amazonの仮想通貨に対する取り組み
  • まとめ

Amazonのブロックチェーンに対する取り組み

AWSに関しては当面ブロックチェーンに関して動向を見守る状態

クラウドサービスでは主流となったAmazonWebService(AWS)ですが、顧客からAWS上にブロックチェーンの技術を活用したサービスを展開してくれないかという要望が出ているようです。既に、IBMやMicrosoftは、ブロックチェーンを活用したサービスを展開しています。

しかし、AWSはブロックチェーンを活用したサービスの展開は、時期尚早と考えているようです。AWSとしては、要望があったとしても、顧客のブロックチェーンに対する認識は概念レベルのもので、まだ具体的なサービスのレベルまで落とし込めていません。そのため、AWSは現時点ではまだブロックチェーンのサービスを開始せず、業界の開発動向を注視する段階としています。

AWSとしてはブロックチェーンに関するサービスの提供を見守るようですが、Amazonの物流システムでのブロックチェーンの利用を考えると非常に効果的であると予想できます。ブロックチェーンは、分散型の台帳を構築し、情報を共有することが出来ます。この特徴を活用することが出来れば、物流のトレース機能を向上させることが出来ます。もし、Amazonにおいて物流システム上でブロックチェーンを活用するようになれば、配送状況が顧客により分かりやすくなるなどの効果を得ることができるようになるでしょう。

このように、Amazonでは、ブロックチェーンのサービス展開は未定ですが、もしAmazonでの利用が進めば、顧客に対してよりサービスが向上することが期待できます。

Amazonの仮想通貨に対する取り組み

Amazonのビジネスモデルと仮想通貨は親和性が高いと言われている

Amazonは、ネット通販によりサービスを展開していきました。ネット通販で重要となるのは物流システムです、Amazonは、大規模な物流システムを築きあげています。この大規模な物流システムを伴うネット通販ビジネスは、仮想通貨と非常に親和性が高いと言われています。

既にAmazonではギフト券が取り扱われています。Amazonギフト券は金券であり、Amazon内でのみ利用できるものです。広義での仮想通貨とも言えます。ただ、Amazonギフト券は、実際の通貨を使って購入することはできても、換金することが出来ないという点でビットコインなどの仮想通貨と異なります。

もし、Amazonが、ギフト券ではなく、独自の仮想通貨を始めたら流通しやすいだろうと言われています。世界中でネット通販を行なっているというAmazonの状況は、仮想通貨の利便性を享受しやすいと言えるのです。ネット空間上においては、Amazonというひとつの経済圏が確立されていると言っても過言ではありません。Amazonが仮想通貨を発行すれば、あらゆる商品やサービスとの交換が可能になります。また、仮想通貨は世界中どこでも同じ価値を持つので、Amazon内での取引が世界中で価値を共有しやすくなるのです。

このように、現時点ではAmazonはギフト券以上の仮想通貨を発行していませんが、Amazonのビジネスモデルと仮想通貨の親和性は非常に高く、もしAmazonが仮想通貨を発行すれば、その取扱量は急進的に拡大していくことが予想されます。

まとめ

今回は、ネット通販最大手であり、クラウドサービスとしても主流となっているAmazonのブロックチェーン・仮想通貨に対する動きをまとめて説明しました。既にネット上に経済圏を確立している。Amazonが、仮想通貨を発行すれば、ビットコインと比較にならないスピードで展開されることは間違いありません。ブロックチェーン・仮想通貨におけるAmazonの取り組みには今後も継続して注目する必要があります。

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